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本コラムでは、DJI FLYCART100を活用したドローンでの物資運搬業務を依頼したい方、機体を購入したい方向けに機体のスペックや特徴について解説いたします。
公式サイト:https://www.dji.com/jp/flycart-100
PR動画:https://youtu.be/dqMfHj-Gh_Q
DJI FLYCART100 -基本スペック-

★DJI FLYCARTシリーズの特徴★
DJI FLYCARTは、ドローン世界最大手のDJI社が満を持して発表した物流ドローン(≒物資の吊り下げを主目的にした大型ドローン)です。
◆FC30とFC100に共通する点◆
バッテリーを1つ搭載するシングルバッテリーモードとバッテリーを2つ搭載するデュアルバッテリーモードを活用シーンに応じて、切り替えて使用することが可能です。
・シングル時の方が、重い荷物を運べるが、航続距離が短くなります。
・デュアル時の方が、搭載可能な荷物の上限が下がりますが、より長い時間飛行することができます。
FCシリーズはパラシュートを内蔵しています。様々な安全機能を活用し、未然に対処可能な危険を回避し続けた結果、最終的にどの対処方法も尽きた際には、パラシュートが開傘し、地上の損害を軽微なものにします。
◆FC30がFC100と違う点◆
FC100は安全機能において、FC30を上回ります。
FC100は、LiDAR + 5眼ビジョンカメラ + ミリ波レーダーによって、障害物を認識します。送信機上では検出した対象をAR表示などでアラート警告します。
FC30であったカーゴモードがなくなり、フラグシップウインチシステムか、リフティングシステムかの選択になります。FC30であったカーゴモードは貨物の形状によって搭載可否が決まってしまうため、活用シーンが限られ、FC100でその仕様がなくなったことは順当かと思います。FC100のウインチシステムは、FC30と比べ、ワイヤーが10m伸びたことで、周辺に20m以上の立木があっても荷下ろしが可能となった点で改良といえます。
さらに、ウインチシステムには、電子制御フックが搭載され、遠隔での物件投下や誤開放を防ぐ効果もありこの点もかなり良い改良点と感じました。
★★DJI FLYCARTシリーズの活用シーン
物資運搬可能なドローンは主に、車両が進入できない傾斜地での物資運搬で活躍します。最初は、林業の苗木運搬で活用されてきました。林業では、伐採が完了した山肌において、再度新しい樹木を育成するために、再造林を行いますが、これまでは山師さんが、麓から重い苗木を何往復もして山肌まで運び、植える作業を行ってきましたが、林業の3Kとも呼ばれる過酷な状況もあり、より安全でより省コスト、省力的な方法の模索が行われてきました。その一助として、麓から苗木を運搬する作業をドローンで行うことで、かなりの削減に繋がることが証明されてきました。この分野での物資運搬ドローンの導入は最も早く進んでいます。
次に、建設現場での活用です。建設現場といっても様々な現場がありますが、車やクレーンで物資を運搬できる場合、また、ヘリコプターで運搬できる場合にはドローンは必要ないかもしれません。しかし、
● 道路を走って車で運搬するには、何キロも迂回しなければならない。
● クレーンを設置することができない。
● ヘリコプターで運ぶほど大量ではない。
● 複数箇所に分散して荷下ろししたいがヘリコプターではコストが膨大になってしまう。
このような状況の場合、車やヘリコプターではなく、ドローンに軍配が上がります。
このことについて、特に参考になる動画を弊社協力企業が公開しています。
【現在限定公開となっております。視聴をご希望の方は弊社HPよりお問い合わせくださいませ。】
実際に弊社でも、電力事業者様の現場にて、メンテナンス資材の運搬(3トン)の業務を受託しており、既にFC100が大活躍しています。初めて現地調査に伺った際には、その現場の過酷さに魂が打ち震えました。ドローンのない時代に人力でよくぞこんな巨大な物を作ったな!という感動といまはドローンがあって良かった…。という安堵を頂きましたが、あのような現場では今後、FC100が必須機材となっていく、そして、ドローンでの物資運搬の技術が日本のインフラを支える重要なパーツとなっていくことを感じました。
さて、ここまで、弊社の視点でDJI FLYCARTシリーズについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
弊社では、DJI FLYCARTシリーズについて、下記の業務を行っております。

まずは、お問い合わせください!皆様の望む状況でフライカートが性能を発揮できるか確認します。
次に、実証試験が必要であれば有償or無償にて出張実演or実際の運搬作業を請け負います。
次に、実際に購入して自社で完結していく場合、機体セットのお見積を作成いたします。
次に、機体を購入する場合は、同時にオペレーター講習を弊社で実施させて頂きます。
最後に、年に1回の年次点検(損害賠償責任保険料含む)を弊社で実施させて頂きます。
(技能講習の受講は、一等・二等の国家資格ではなく、メーカー推奨の民間ライセンスとなります。弊社からのご購入時には、1名以上のご受講をお願いしております。)
(年次点検は、法律上の義務ではございません。ただし、25kg以上の機体の飛行許可には、損害賠償責任保険の加入が必須のため弊社では、年に1回の点検をお願いしております。)
その他ご不明点があれば、お気軽にTEL、Mail、オンラインMTG、お問い合わせフォームなどでご連絡くださいませ。
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